コーヒー戦略

カフェイン摂取は胎児に良くないとされる妊娠中はさすがにコーヒーはカフェインレスタイプに切り替えて、極力コーヒーを飲まずにいたものの普段は家でもドリップ式でコーヒーを煎れ、一日に3回はコーヒーを飲んでるほどのコーヒー好きなので最近のコンビニコーヒーのめざましい進出やいわゆる喫茶店が少なくなりチェーンのコーヒーショップが増えているのは非常に気になるところ。

コンビニコーヒーは去年1億杯も飲まれたと聞いてびっくり。
最初140円で売り出された時には反響はあまりなかったものの100円にしたらその場で煎れたてが飲めるので値段の割に缶コーヒーより断然美味しいし、手軽さが受けて大ヒットになったらしい。
周りの人に聞いてもあの味で100円なら出してもOKという声や自販機の紙コップのコーヒーより美味しいから会議の時は近くのコンビニにわざわざ買いに行ってるという人も。
会議の途中、意見が煮詰まった時などもちょっとコンビニにコーヒーを買いに行くと良い気分転換になり、その後の会議の流れがスムーズに行ったりするのだそう。
コンビニでコーヒーを買うことに目をつけたビジネスセンスは素晴らしいと思う。
一方でチェーンのコーヒーショップでは高額なコーヒーが売れているという。確かにお昼を食べようと思ってお店に入るとコーヒーとパンやサンドウィッチを買うと軽く1000円超えることも。
これなら普通のお店でランチした方が安くついたなと思うときもあるが、おひとりさまでも入りやすいことやカフェ風の高級感のある店内でゆっくり過ごせることが受けているのだと思う。
以前なら喫茶店で商談だったのがこのようなカフェタイプのコーヒーショップで商談に変わって来ているようにも思うし、仕事帰りに立ち寄るとビジネスマンや学生さんが本を読んだり勉強したり、家に帰るまでの自分の時間を上手く使うのに利用している感じである。
お手軽感の高いコンビニコーヒーと時間と場所を提供するコーヒーショップ。
どちらも今の人々の生活スタイルに合ってると思うし、まだまだ成長する素地はあると思う。
この先どういった進化をしていくのかコーヒー好きとしても楽しみである。

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