誤発注問題
最近インターネットで話題になった現象がある。
ご存知だろうか。
「ご発注」だ。
いや、申し訳ない。間違えた。
「誤発注」だ。
くだらないごあいさつはそろそろやめて話を進めよう。
コンビニや大学生協が主に話題にあがっていたが、そこで発注を任されている人物が誤って大量に食品を注文してしまい、在庫過多の状況になってしまっていた。
その「誤発注」をSNSで発信し、見ている人達の良心に訴えかけるとともに、おもしろそうなイベントがないかと探している人達に見つけてもらうという狙いだ。
初めはそういった狙いもなく、単純に「やってしまった・・」ということを日記感覚で載せていたのだろうが、今では「誤発注」は皆が幸せになれるイベントとして知られている。
説明するまでもないが、大量注文を受けた側は多くの商品が売れるし、お店の人も安売りはするものの、大量に残るよりは断然いい訳だし、店を知ってもらえるかもしれない。
購入者にとっては普段よりお得に商品が手に入るチャンスであり、いつもとは違うお店の雰囲気を味わえ、買ったことを写真付きでSNSやブログにアップできるという良さがある。
大量注文に限らず、何か失敗をしてしまった人は、それが自分個人だけではなく会社が関わってくることだとしても繋がりを信じて打ち明けてみてはどうだろうか。
なぜなら「誤発注」情報を見て買いに行く人達は、彼らがミスをしたにも関わらずそれを包み隠さず正直に「何とか買って下さい」「困っているんです」という心からの訴えを理解し「大変だ」「大丈夫か」と力を貸してくれたのだから。
発注は大変だ
最近のコンビニでのバイトは、少し大変です。
他のメンバーもやっている普通の仕事に加えて、発注もさせられているからです。
発注とは、どの商品をいくつ仕入れるかを決めて機械に入力したり、新商品などの売り場を作って並べたりすることです。
他に発注をやっている人も居ますが、全員がベテランで、一年以上勤めている人ばかりです。
私の場合、何故か入って3か月くらいの時から発注をさせられるようになりました。
最初はカップラーメンの売り場を任されました。
カップラーメンの発注は、今思うととても簡単でした。
ある程度形が決まっているので並べるのも難しくないし、そもそもそれほど種類が多くないので、時間もそう取られずにできました。
次に任されたのは、袋スナックや箱入りスナックの売り場です。
こちらはカップラーメンより量が多いし、新商品もたくさん入って来るので大変でしたが、その頃にはもう機械の操作や発注の手順に慣れていたので、ある程度スムーズにできました。
そして最近、袋スナックに加え、パックジュースやヨーグルト、プリンの売り場も任されるようになりました。
こちらはカップラーメンやお菓子とは違って賞味期限が短い商品なので、発注のやり方も今までとは少し違います。
今までは週に3日でよかった発注が、今度は毎日しなければならなくなりました。
更に量もかなり多いので、毎日1時間弱の時間を発注に取られてしまいます。
今までに行っていた仕事も変わらずにこなさなければならないので、最近は本当に大変です。
時給が上がったわけではないので何だか腑に落ちないですが、任されたからには責任を持ってやろう、と考えてやっています。
毎日何とかやりきっている、という感じですが、今のところはどうにかやれているので、これからも頑張っていこうと思います。