アスリートの側面
アスリートは遊び人。
とくに、野球、サッカー。
例外もあるとは思うが7割の選手が遊び癖が直らないものだと思っている。
アスリート好きの友達が多くて、私は会社員が好きなので、その手の合コンには参加していなかった。
どうしても人数がいないとか、背が高い子呼んでって言われたからとか、それで3度ほど参加したことがあるが、ウマが合わないので帰りたかった。
全国を試合で回っているんだから、いわゆる「現地妻」がいるのは当然なわけで、みんな各地で合コンしていて、女を食いまくっていた。
女子も早く目を覚ませばいいのに、この人だけは違う!と思っているらしい。
この男が自分がいる地域に試合でやってくるのを心待ちにしているオンナが全国にいると思うと、ばかばかしく感じる。
そしてシーズンオフとなった1月にスポーツ紙で「高校時代から支えてくれた彼女と入籍」と報じられる。
現地妻がいるのも黙認して耐えたお嫁さんのようにならなければ、遊び人とは結婚できないのだ。
これで分かったでしょ?もう目を覚ましなよ!と言ったが、気がついたら、他の競技のアスリートと合コンする友達。
呆れる。
そして、同じ地方で何人も現地妻がいる若い選手のいざこざに巻き込まれたことがあった。
高校からの友達、仕事関係の友達、どちらもアスリート大好きでそれぞれ合コンしていたらしい。
合コンの場で顔を合わせて、共通の知り合いとして私の名前が挙がったんだと。
そして双方から、「あの子は誰々と連絡取り合ってるの?」と探りを入れられる。
知らないよ、と答えるが、どっちも連絡を取り合っていたようで、ついには二股状態になってしまった。
本当に呆れる男。
シーズンが終わる前に戦力外リスト入りして、そのまま引退となった。