本気で言い合うことの大切さ

仲間がほしい。
心から信頼できる仲間がほしい。
自分の言いたいことを本気で言って、それを受け止め、本気で返してくれる仲間がいたらといつも思っている。
今まで全くいなかったというわけではないが、今人生最大の岐路にいる自分には心から笑い合える仲間が必要である。

私は小さな頃から、自分の好きな人間に対しては心をまるっきり開いてしまうタイプだった。
親にはもちろん隠し事はしないし、嫌なことは嫌だという、それが家族の在り方として普通だと思っていた。
だから本気で喧嘩もした。
ある時、家族に対しても気遣うことは必要なんだということがわかった。
そんなことを考えもしなかった自分にとって、かなりショックな出来事だった。
小さな頃は友達と喧嘩もしたし、思いっきり笑ったりしたこともあったけど、やっぱり他人だから気を遣うことはあった。
少し大きくなって、自分の悩みを打ち明けられる大切な友達ができた。
そして今、新しい道に挑戦する自分には、本気で言い合いのできる仲間が必要だ。
自分だけでは「1」だが、もう一人仲間がいれば「2」じゃなくて「3」にも「4」にもなる。
実は最近、一度仲間になれたと思った人がいた。
彼は私に対して気を遣わないし、私も言いたいことは全部言うようにした。
そういう関係性だったからこそ、二人でつくる作品は考え抜かれたすばらしいものになったのだ。
でも彼は今、私を置いて一人で進んでいってしまった。私にとって特別な存在であったが、彼にとってはどうだったのだろう。
きっといつの日か、また一緒に作品をつくることのできる日が訪れると信じている。

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