メモを取る
よく新入社員時代に言われたメモを取れと言う言葉。
何もかも初めての社会人生活スタートの中でメモを取ることは必然でした。
当時はそろそろバブルも終わりに近づきつつある90年代後半でしたが、いわゆるお局様という方々が多く存在。
アルバイト先で話すパートのおばちゃんとは違って怖?い雰囲気の面々でした。
私の引継ぎの先輩はこれまた死後になった寿退社の女性で一緒に仕事したのは1ケ月ほど。
直接の仕事はこの先輩に聞くしかないし、たった1ケ月で聞けることは聞き、覚えてしまわないといけなかったので必死でメモを取ったことを覚えています。
しかしその時は分かったつもりでメモを取っても慌ててるから字も殴り書きだし、全体の流れが分かってないのに取り敢えず流れだけ書いてるので後々読んでも理解出来ず・・・案の定その先輩が退職した後は何が何やら手探り状態(涙)
忙しい時期だったので他の部署の怖い先輩方々からの問い合わせにもろくに答えられず泣きたい毎日でした。
4月入社だったのでGWには休日出勤して必死で仕事というか作業していました。
あれから何度も休日出勤したけど不安でいっぱい、必死だったのは断トツで最初の休日出勤だったと思います。
年数が経つにつれ全体の仕事の流れも自分なりに覚え、上司や先輩に相談しなくてもある程度自分で判断したり、小さなミスなら誰にも気付かれないうちに自分で処理したり出来るようになるとなかなかメモを取ったりしなくなりました。
昨年会社を退職する時、その年の新入社員に仕事を引継ぎ、自分でも引継ぎ資料を作りましたが自然の流れで仕事していることを資料にするのはかなり時間を要したし、自分で一通りしてみないと覚えれないなとつくづく思いました。
頑張ってメモを取る次世代の新入社員を見て自分の新入社員時代を思い出し、いつになってもメモを取る大切さを感じ頑張って欲しいなと思いました。
私も再就職する時は遠慮せずメモを取ってしっかり覚えたいと思います。