メモ帳

メモ帳、昔は必ずと言っていいほどどこの家にもレースのフリフリ電話の横にボールペンと一緒にあったように思う。(昭和の時代ですね)
しかし今は何でも携帯に入れる時代である。
確かにメモを取ることも少なくなったし、携帯のカメラで撮ってしまえば一番簡単だったりする。

現に時刻表などはこの方法で保存してあるし、乗り換え方法なども携帯アプリで調べれば一発である。
携帯が普及してもう20年近くになると思うがメモと一緒にアドレス帳も使わなくなってしまったと思う。
どちらも携帯で代用可能だからだ。
今では家の電話番号、住所は知らないけど携帯番号、メールアドレスなら分かる人も多くなってしまった。
しかも携帯を落したり、データが飛んでしまったら連絡のしようがない友人もちらほら。
便利になったようで実は怖い世の中になったものだとつくづく思う。
そんな便利で怖い携帯の中に私がメモしてるのはほぼ飲食店の情報ばかり。
テレビや雑誌で紹介されてるといつか行くかもと思って携帯にせっせとメモ。
役立ったこともあるにはあるがメモしただけで満足してしまうことがほとんど。
あとで見返すとこのお店どこだっけ?何のお店だっけ?ということも少なくない。
やはりお店探しは目的を持って探さないと漠然とこの店良さそう♪だけではなかなか足を運ぶことは少ないかも。
しかもメモ帳ならどこに書いたか明白ですぐ読み返すことが出来るけど携帯では埋もれがち。
たまには整理しようと思ってもなまじ容量があるのでそのままにしてしまう。
この悪循環で埋没してしまうことが多いのだと思う。
改めてやはり従来からあるメモ帳というのは便利な代物かもしれない。
この機会にメモ帳の存在を見直してしたいと思う。
と、その前に携帯の中を見直さなくては!

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