監督の戦術
今サッカー日本代表があつい。
海外で活躍する選手がたくさん出てきたし、今まで完全に格上だと思っていた強豪国と試合をしても、互角以上の戦いを繰り広げるようになったからだ。
サッカーをずっとやってきた自分としては嬉しい。
そのサッカー日本代表に言わせると、ここぞというところで大切なことは「個の力」らしい。
私もそう思う。
全ての得点シーンを、全ての窮地をチームプレーで何とかするということは無理だろう。
やはり、ドリブルで仕掛けたり、安易なパスに逃げたりしないことが重要になってくる。
そういう風に言われる現在の状況で、監督が組み立てる戦術に対して考えている人は少ないだろう。
戦術はその字の通り、「戦う術」なのだから一般に公開されるものではないし、相手チームに知られたら試合に負けてしまうかもしれない。
だから私たちは日本代表の監督が考えるサッカーの戦術に対して無知であることは確かだろう。
中には、サッカーマニアという人もいて、戦術面から試合を振り返り、主に負けた試合の戦術批判をするわけだが、多くは想像で言っているために的外れな内容だ。
サッカーにおける戦術とは、どの選手を使うか、どう攻めるか、どう守るかだけではないだろう。もっと細かい部分から組み立てているだろうし、試合ではなく練習から戦術はスタートしているだろう。
もしかしたら、選手も誰も気付いていなくて、監督の手のひらの上で動いていただけかもしれない。
それで試合に勝って、監督は何もしていないように思われて嫌われ、世間から批判されるなんてこともきっとあるのだろう。
インターナショナルな私のいとこ
私には歳の近いいとこが2人います。
どちらも男の子なんですが、なんというか、とってもインターナショナルないとこなんです。
彼らのお母さんの影響だと思うんですが、小さな頃から日本のテレビ番組は見せてもらえず、許されていたのは英語のラジオだけ。
もちろん英語はペラペラで、弟の方なんかはポルトガル語まで習得しました。
なぜポルトガル語かと言うと、ブラジルに2年ほどサッカー留学していたんです。
今はサッカーをやめて日本に帰ってきていますが、語学力を活かした仕事に就いてがんばっています。
この前、そのいとこ2人に久しぶりに会いました。
お兄ちゃんの方が海外に観光旅行に行ったらしく、スマホで撮った写真を見せてくれたんですが、なんとスマホの画面が英語表記だったんです。
設定を英語に変えられることすら知らなかった私。
「このスマホ、海外で買ったの~?」なんておバカな発言をしてしまいました。
無知って恥ずかしい。
しかも、弟の方も英語にしているとのことでした。
2人とも、携帯を持ち始めた時からずっとそうなので、今更日本語に変えたとしても違和感があって使いづらいと言ってました。
なんか嫌味な2人だな~と思いましたが、口には出しませんでした(笑)。
今時、そんなに驚くことではないのかもしれませんが、少なくとも私の周りにはいないので新鮮でした。
小さな頃から英語に慣れ親しんできた彼らにとっては、当たり前のことのようです。
やっぱり環境って重要なんだなぁと改めて思いました。