スポーツにおける戦術
勝つためのテクニック、それはスポーツ界においての戦術にも言えることだと思います。
そうなると試合の前からすでに戦いは始まっているのかもしれない。
野球で言えば野村克也監督のID野球が一番に思い浮かびます。
その辺りからデータ重視の考えるスポーツが増えたように思います。
例えばIDサッカー、IDバレーなどもよく耳にするになりました。
スポーツも対戦相手の過去のデータ、実績を研究し勝負する時代になったと感じます。
では力で勝負する時代はもう終わったのか?
それはそれで多くの競技に必要な部分ではあると思うが、それに指導者やプレイする当人の頭脳が加わると相乗効果を生み、最強になるのだと思います。
最近イタリアの名門サッカーチームに移籍したことで知られるあの選手も中学時代から毎日練習日記を書き、自分の体重、食事内容、練習内容や課題、目標を書いておりその数は100冊以上になるというから驚きです。
早くから世界でプレイすることを見越して英語の勉強もしていたといいます。
こないだの会見でも堂々とした英語で質問に答え、相変わらずのビッグマウスぶりも発揮。
移籍後2戦目で早くも初ゴール。
やはり人より抜きん出ようとする人はしっかりとしたビジョンを持ち、目標に向かって明確に実現する努力をしていると感じます。
その裏付けがあってこその自信であり成功なのだと思います。
自信を裏づける事前の準備を完璧にすることこそが勝利への近道なのだと思います。
これはスポーツだけではなくビジネス全般にも通じるものがあると思います。
戦術って
戦略と戦術、よく聞く言葉だけど正直違いが分からなかったりします。
思うに戦術とは具体的なテクニックだと思います。
戦術を筆頭に技術、手術、馬術、芸術などなど術の付く単語には細かいテクニックが必要なことが多いと感じます。
戦略を成功する為の具体的な手段が戦術だと言えるのではないでしょうか?
例えばひとつの商品を売りたいとする、それに対してどの様な人にどんな風なアプローチで買ってもらうかを考えることなのかなと思います。
それにはまず情報力が不可欠だと思います。
どんなに一生懸命その商品の良さや特徴を説明してももともとその商品を欲しいと思ってなければよほど心を揺さぶるアプローチがないと無理だろうし、逆に以前からその商品に興味があり、機会があれば欲しいなと思ってれば背中をもうひと押しするだけですんなり購入に繋がると思います。
全くその気がない人を熱心に口説き落としていかに購入に持っていくのかの過程をやりがいと感じる人もいるだろうけど購入する確率は低いし、その人がだめならまた別の人に切り替えなければならない。
効率も悪く結構大変だと思います。
戦術として確実に成功しようとするならば普段からその人の欲しいものをリサーチした方が手っ取り早いし自分も楽なうえ時間も短くて済む。
さらには確率も高いと思います。
何が功を奏するか分からないので普段から各方面にしっかりアンテナを張って情報を取るよう心がけておき、いざという時はめざとくアプローチ出来ることが重要だと思います。